豪州1月住宅ローン貸出予想
(今回発表予想)3月9日13時00分現在
(1)2016年12月までの実績値に1月予想(黒い線右側)を加味、および3ヶ月移動平均(前月比ベース)、緑の線はゼロ
明日、豪州の住宅ローン貸出が発表されます。
昨年は高かった住宅価格が調整し年後半にかけて持ち直していますが、住宅は2極化しており、首都圏中心は価格上昇、地方は価格下落となっています。住宅建設許可件数も再度高値圏まで回復していますが、自己所有での許可物件よりも投資家からの許可物件が底打ちして反発したものです。2015年まで住宅関連が豪州経済成長の1要因となっていましたが、現在は足踏み状態になっています。これを反映して、ローン貸出件数も最近は不冴えな状況です。今回マイナスになると移動平均線が下向きになります。
為替は、0.7630米ドルの抵抗線を越えられず反落しました。やはりシカゴポジションのロング5〜6万枚が効いているようです。現在は0.7520米ドル付近のサポートを若干下抜きかけていますが、まだ支えられています。ここを切ると0.7430〜40米ドル方向に流れ易くなります。現在の豪ドル弱含み推移の時に、明日弱い数値が出ると豪ドル売りに反応しやくなりますので、予想を下回る数値…例えばレンジ下限▼2.5%…が出た場合は上記サポート方向狙いになりそうです。逆に0.0%以上の好数値になった場合は週末の持ち高調整の豪ドル買いになりそうですが、現状では上値重く売り場探しの展開です。抵抗線としては0.7560〜70米ドル、0.7620〜30米ドルの順に控えています。(3月9日13:00、1豪ドル=0.7515米ドル)
オーダー/ポジション状況
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