A$シカゴポジション(2017年2月21日現在)

豪ドルはロングポジションをネットで9,300枚増、計33,500枚のロングになりました。

A$シカゴポジション(2017年2月21日現在)

A$シカゴポジション(2017年2月21日現在)

主要通貨ポジション(単位:枚)
(2017年2月21日現在の数値)

主要通貨ポジション(単位:枚) (2017年2月21日現在の数値)

ロング/ショートは左側通貨から見たもの。ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり)
豪ドル/米ドル=100,000豪ドル、NZドル/米ドル=100,000NZドル

豪ドルはロングポジションをネットで9,300枚増、計33,500枚のロングになりました。内訳はロング9,450枚増、ショートも150枚増で、ポジション総枚数は9.600枚増となり、6週間累計で63,600枚も積み上げています。ここ2週間上値抵抗線0.7710〜20米ドルを瞬間越えるものの買いは続かず、週末にかけて小幅の豪ドル売りの調整が出ています。まだ豪ドルの下落幅を見ると、ポジション枚数を減らしているとは思えません。過去最大のネットロングが5〜6万枚ですので、まだ豪ドル買いの余地を残していますが、総枚数では最高時14万5000枚〜15万枚に対し、今回は既に14万4000枚になっています。ロング・ショートどちらのポジション枚数も増えているので、1方向に動き易く、相場が進んだ後に、残り片方のポジションを手仕舞いする展開が予想されます。

下図(1)を見ると、緑の抵抗線が赤い線を下回っているので、ここで上値を止められると先にロング手仕舞い、その後ショート手仕舞いが想定されます。抵抗線を上抜けばこの逆になりそうです。
その豪ドル/米ドルの相場ですが、0.7720米ドルの抵抗線を一時的に抜けるものの、定着できずに反落しています。まだ豪ドル高の流れは維持していますが、この抵抗線を抜けても0.7770〜80米ドルが強く、シカゴポジションを勘案すると上抜け難い感じです。一方で下値は0.7620米ドルサポートが効いています。0.76米ドルを確り割れてくると0.7520〜30米ドル方向に動き易くなります。この場合にはシカゴのロングポジションも減らしてくると見ています。

A$シカゴポジション(2017年2月21日現在)

(ご参考)直近から過去60回分を掲載したチャートにしたものです。棒グラフ(青)はネットポジション(左目盛)、折れ線(オレンジ)は締日のNY終値(右目盛)、赤はサポートライン。緑は抵抗線になっています。

オーダー/ポジション状況

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