為替株ともに方向感なく推移
本日の東京市場では為替、株ともに材料難で様子見気分の強い中、方向感のない取引に終始しました。
ドル円は日中111円台後半の狭いレンジでの取引に終始、日経平均は小幅反落して65円安の18,910円で取引を終えました。
週末に日米首脳会談を控え、もともと円高方向への警戒感の強い中、フランスの極右政党国民戦線のルペン党首が示した公約に含まれる、EU離脱を問う国民投票の実施や通貨「新フランスフランの」創出とユーロからの離脱等に対する懸念が広がっており、リスクオフの動きから円は売りにくい状況です。
ドル円は海外市場に入り112円台を回復していますが、不安感が覆う市場では上値は重そうです。
今晩は23:00に米国の12月貿易収支、明朝8:50には本邦貿易収支が予定されています。
週末の日米首脳会談では貿易問題は不可避と考えられていることから通常よりも市場へのインパクトはありそうです。特に日米貿易の内容やバランスの変化には要注意です、
序盤の欧州株価指数先物はまちまちの推移。
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