豪州中銀の商品価格指数(2017年1月11日)

豪州中銀の商品価格指数

豪州中銀の商品価格指数(2017年1月11日)

豪州中銀の商品価格指数(出所:オーストラリア準備銀行2017年1月3日公表分)

下図は豪州中銀が公表した2016年12月末ベースのSDR(IMFが加盟国の準備資産を補完する意味で創設した国際準備資産で、自由に利用可能な通貨と交換できます。2016年3月時:2041億SDR=2850億米ドル相当)建ての商品指数です。

            SDR建て商品価格指数

            SDR建て商品価格指数

              

12月は前年比で比較するとSDR建てで+45.5%上昇(指数は2016年12月110.4←2015年12月75.8)、豪ドルベースで+39.7%上昇(同116.8←同83.6)となりました。主に石炭や鉄鉱石価格の上昇により指数の上昇となりました。最近ではLNG価格の上昇も貢献しているとコメントしています。2017年もこの傾向が継続するか豪州経済には重要になります。
尚、SDRベースで高値は2011年7月の172.5、直近安値は2016年74.2となっています。2016年6月が81.6でしたので、年後半だけで+35.3%の上昇をした模様です。貿易収支改善の1要因になっていると思われます。

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