豪州小売売上高結果
11月小売売上高実績 前月比+0.2%(予想+0.4%)
10月+0.5%、9月+0.6%は前回と変わらずになりました。
豪州小売売上高(11月迄、青:前月比伸び、オレンジ:6ヶ月移動平均、赤:ゼロ)
豪州の小売売上高は予想を下回りました。上図の移動平均線を見ると横這いを継続していますが、今年8月〜10月の好調さを維持できませんでした。
主な増加は衣料の+1.7%(前回▼0.4%)のみで、食品+0.4%(同+0.5%)、住宅関連商品+0.2%(同+0.9%)、レストラン▼0.8%(同+0.5%)、百貨店▼0.3%(同▼0.4%)になっており、軒並み伸び率減速か、連続マイナスになっています。
数字自体は毎月前月比プラスですので、伸びは右肩上がりを継続していますが、2013年央〜2014年初、2014年秋口の様な急拡大は最近見られない様です。
豪ドル/米ドルは小売売上高発表前に0.7356米ドル付近で推移していましたが、発表後は予想下回ったことで0.7340米ドルまで約16ポイント下落し、その水準が今日の安値となっています。米ドル全面高の持ち高調整売りがそのまま豪ドル買いにも反応し、0.7380〜85米ドルまで上昇しました。更に上値を追うか否かはNZドルの動き次第と見ています。(1月10日16時35分、1豪ドル=0.7360米ドル)
オーダー/ポジション状況
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