上値余地を探る動き。強い上値抵抗を抜け切れない可能性も
昨日の海外市場では、日米金融政策会合を控える中、日銀による金利据え置きを意識した円売りが継続して円全面安の展開となり、ユーロ/円もこれに連れて161円台前半からじり高に推移し、162円台に乗せて引けました。
チャートを見ると、直近の日足は陽線引けとなり続伸して終えています。上値トライの流れを変えていませんが、中期トレンドがまだ弱いことや、対ドルでのトレンドが弱いので162.50超えから厚くなる上値抵抗を抜けきれない可能性も高いと見られます。また、160円を割りこんで終えた場合は再び下値リスクが点灯、159.50以下で終えた場合は短期トレンドが“弱気”に変化します。逆に164円台に乗せて終えれば7月に付けた175.42を基点とするレジスタンスラインを上抜けて、上値余地がさらに拡がり易くなります。
上値抵抗は162.10-20,162.50-60,162.90-00,163.30-40に、下値抵抗は160.90-00,160.30-40,160.00-10,159.70-80,159.40-50にあります。
オーダー/ポジション状況
関連記事
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:田代 昌之
2024.12.18
東京市場のドルは153円台半ばでのもみ合い、FOMC結果次第では米株下落の可能性も(24/12/18)
東京時間(日本時間8時から15時)のドル・円は、日米中銀会合を前に様子見姿勢が強まり、153円台半ばでのもみ合いとなった。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:斎藤登美夫
2024.12.18
ドル円 米FOMCに注目、荒れた値動きにも要注意(12/18夕)
東京市場は往来相場。このあとNY市場で注目の米FOMCによる結果発表が予定されていることで、レンジ内での一進一退に終始している。
-
ユーロ(EUR)の記事
Edited by:川合 美智子
2024.12.18
ユーロ円 上値抵抗にぶつかって反落。上値トライの可能性を残した状態(24/12/18)
ユーロ/円も161円台半ばから160円台後半まで連れ安となった後、161円台を回復して引けました。
-
ユーロ(EUR)の記事
Edited by:山中 康司
2024.12.16
ユーロ 引き続きユーロドルの上値は重い(週報12月第3週)
ユーロドルのレンジは140pipsとドル円に比べると静かな値動きの一週間という印象で終わりました。
- 「FX羅針盤」 ご利用上の注意
- 掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
- 掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
- 当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
- FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
- 当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
- 当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
- 当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
- 当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
- 当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
- 当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
- 当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。