ユーロ足元の方向性定まらず(2017年1月10日)

不透明なブレグジットの今後、イタリア懸念、金融機関の破綻懸念など、大きな懸念材料には事欠かないユーロです。

ユーロ足元の方向性定まらず(2017年1月10日)

ユーロドル:1月10日のファンダメンタル分析

テーマ:大きな問題が山積みのユーロ、足元の方向性が定まらず。

不透明なブレグジットの今後、イタリア懸念、金融機関の破綻懸念など、大きな懸念材料には事欠かないユーロです。各々の問題はリスクと背中合わせな微妙な状況なのですが、各々の展開は不透明なままなので、ユーロの足元の方向感は見えにくく不透明なままです。
足元の方向性を見極める為には、問題山積みのユーロ、EUがこれらをどう解決してゆくのかを、1つ1つ精査して行く必要があり、今はそのための時間と判断します。
ユーロ圏は、政治が不安定な状況で、金融機関も混迷しています。
この状況が好転してゆかなければ、市場へ動揺をもたらし、ユーロの売り圧力が強まると予想されます。

ユーロドル:1月10日のテクニカル分析

今日のレンジは、1.0450~1.0700

ポイント: ユーロドルは6日に一時1.06台を回復するも、ドルの調整売りが後押した感が強く、ドル調整売りが一服しドル買いに転じると、1.05台前半まで下押しされ、ユーロとしては改めて戻り売りが優先されやすい地合いです。昨日は再度ドルの調整売りが強まり、ユーロは1.05台の前半から1.05台の後半まで戻しました。
今は待ちに努めるべきでしょう。流石に下値懸念は後退していますが、依然として、ユーロ自身にはっきりとした方向感が見られず、ドル主導による波乱含みの展開には変わりがありません。

テクニカルは、日足の一目均衡表・転換線1.0497を上回っている内は、短期的な反発局面を迎える可能性があると判断します。更に上値の日足の一目均衡表・基準線1.0608を再度上回って上昇してゆく場合には高値更新を考え、一旦上回るも維持できない場合や、下回ってしまう場合には、買い持ちポジションの手仕舞いを考えます。

今日のレンジは、1.0450~1.0700と見ます。

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る