3. ユーロ円　上値トライの流れが継続（24/10/25）

ユーロ円　上値トライの流れが継続（24/10/25）

ユーロ/円は164円台前半に押し戻されて引けました。

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ユーロ円　上値トライの流れが継続（24/10/25）

上値トライの流れが継続

昨日は、ドル高値警戒感が強い中で、加藤財務相の「緊張感をさらに高めて注視していきたい」との発言を受けた円の買戻しの動きに、アジア市場ではドル/円がじり安の展開となり、ユーロ/円も164円台半ばから163円台後半まで連れ安の展開となりました。しかし、欧州勢参入後の海外市場ではユーロ圏製造業PMIが市場予想を上回り、ユーロが対ドルで買われたことや、NY市場で発表された米総合PMIが市場予想を上回り、内容的にも製造業、サービス業ともに堅調だったこと、新築住宅販売件数も16カ月振りの高水準となり、市場予想を上回ったことから、円が対ドル、対ユーロで独歩安となり、ユーロ/円は164円台前半に押し戻されて引けました。

上値トライの流れが継続

チャートを見ると、直近の日足は小陰線で終え小反落しましたが、実体が小さく、下ヒゲがやや長いもので、下値トライにも失敗した形で終えており、165円超えトライの可能性に繋げています。中期トレンドが強いわけではありませんが、揉み合いを上抜けた位置で推移しており、日足の形状も安定していることから、上値トライの動きが継続すると見られます。但し、163円を割り込んで終えた場合は、9/16に付けた
155.15を基点として下値を切り上げて来たサポートラインを若干下抜けて、下値リスクが点灯します。
162.50以下で終えた場合は週足のサポートポイントも下抜けて、短期トレンドが変化します。この場合は
158〜160円ゾーンにある下値抵抗の強さを再度確認する動きへ。上値抵抗は164.70-80，165.10-20，
166.20-30，166.70-80に、下値抵抗は163.90-00，163.40-50，163.10-20，162.50-60にあります。

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