ユーロ円 下値余地が限られる可能性。上値トライの可能性を残した状態(24/10/8)

チャートを見ると、直近の日足は小陰線で終え小反落しています。

ユーロ円 下値余地が限られる可能性。上値トライの可能性を残した状態(24/10/8)

下値余地が限られる可能性。上値トライの可能性を残した状態

昨日の海外市場では中東情勢の緊迫化によるリスク回避の円買いや、10日に米CPIの発表を控えてポジション調整の円の買戻しの動きが強まり、ユーロ/円はドル/円の売りに連れ安となりました。ユーロは独製造業新規受注の大幅な減少で対ドル、対円で上値が抑えられる展開となり、この結果ユーロ/円は162円台後半から162円台前半までじり安に推移し、162円台半ばに小戻して引けています。

下値余地が限られる可能性。上値トライの可能性を残した状態

チャートを見ると、直近の日足は小陰線で終え小反落しています。下げエネルギーの強いものではなく、下値を切り上げる流れを維持していますが、ユーロが対ドルでやや弱気の流れにあり、上値余地が限られる展開となっていることから、ユーロ/円も急伸に繋がり難い状態です。また、163.20-30,163.70-80に強い上値抵抗が控えており、これらを全てクリアして164円台に乗せて終えるまでは下値リスクにも注意が必要です。
日足の上値抵抗は163.20-30,163.70-80,164.20-30に、下値抵抗は162.30-40,162.00-10,161.70-80,161.10-20にあります。
161円を割り込んで終えた場合は“ニュートラル”な状態に変化、さらに、159.50以下で終えた場合は短期トレンドが“弱気”に変化します。

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