3. ドル円147円台後半、米長期金利の調整的低下に軟調推移 (10/8午前)

ドル円147円台後半、米長期金利の調整的低下に軟調推移 (10/8午前)

8日午前の東京市場でドル円は続落。

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ドル円147円台後半、米長期金利の調整的低下に軟調推移 (10/8午前)

ドル円147円台後半、米長期金利の調整的低下に軟調推移

8日午前の東京市場でドル円は続落。朝方、148.18レベルで取引の始まったドル円は、時間外の米長期金利の低下に、ほぼ寄り付きを高値として下落基調をたどり、昼前には一時147.51の安値をつけた後、東京時間正午現在は147.70での取引です。

日経平均株価は、昨晩米市場で主要株価指数が下落した流れを受け売りが先行。エネルギー電力等を除く幅広い銘柄で売られ、下げ幅は一時500円を超えました。その後はやや戻すも上値は重く、471円安で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、特段の新規材料もないままに、先週末の強い米雇用統計以降の米長期金利の上昇が続く一方で、株価が反落。ハマスによるイスラエル奇襲から1年を経ても、一段の戦闘激化が懸念される中東情勢が重石となり、米CPI前の調整とあいまって、ドル円は東京終盤の148円台前半から一段安して一時148円を割り込み、148.18でアジア時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、先週末の上昇で突入した一目均衡表の「雲」の中での推移。上方では先週末に151円付近で90日線が200日線をデッドクロスする一方で、21日線が143.95レベルを上昇してくるなど、方向感に欠けるチャート形状となっています。

市場は明後日の米9月CPI発表待ち。しばらくは様子見気分の強い状況が続きそうです。

ドル円147円台後半、米長期金利の調整的低下に軟調推移

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