上値余地を探る動き。上値抵抗にも注意
昨日の海外市場では米雇用統計の発表を翌日に控えて動意乏しい中、米新規失業保険申請件数の増加にドルが売られる場面がありましたが、その後に発表されたISM非製造業景況指数が54.9と市場予想を大幅に上回ったことから金利が上昇し、ドルが全面高となる中、ドル/円での円売りがやや優勢となり、ユーロ円は小幅上昇して引けました。
チャートを見ると、直近の日足は小陽線で終え小幅続伸しています。162.50-60の日足の上値抵抗を
クリア出来ておらず、上値トライに失敗する可能性にも注意が必要ですが、162.50-60,163.10-20,
163.70-80の抵抗を全てクリアして、164円台に乗せて終えれば下値リスクが後退して上値余地が一段と
拡がり易くなります。逆に、上値トライに失敗して160円を割り込んで終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻します。159円を割り込んで終えた場合は再び下値リスクが高くなります。
上値抵抗は162.50-60,163.10-20,163.70-80,164.00-10に、下値抵抗は161.40-50,161.00-10,160.60-70,160.00-10にあります。
オーダー/ポジション状況
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