ユーロ円 上値余地が限られる展開。下値リスクが点灯中(24/10/2)

ユーロ/円は、欧州勢参入後の160円台後半から急反落、NY市場でも上値の重い展開となり158円台後半で引けています。

ユーロ円 上値余地が限られる展開。下値リスクが点灯中(24/10/2)

上値余地が限られる展開。下値リスクが点灯中

昨日の海外市場では米ISM製造業景気指数が47.2と市場予想を下回ったことや、中東情勢の緊迫化にリスク回避の円買い、米国債券買いとなり、金利が低下しドル売りが優勢となりました。
一方ユーロは、理事会メンバーのレーン・フィンランド中銀総裁が、「インフレ率が鈍化しており、10月の理事会で利下げを正当化する理由が増えている」と発言したことからユーロが対ドル、対円で売られ、結果的にユーロ/円は、欧州勢参入後の160円台後半から急反落、NY市場でも上値の重い展開となり158円台後半で引けています。

上値余地が限られる展開。下値リスクが点灯中

チャートを見ると、直近の日足は上ヒゲの長い陰線引けとなり、上値トライに失敗して終えています。また、3手前の大陰線が戻り天井を確認した可能性が高い状態にあることから、下値リスクがより高い状態に変わりありません。
上値抵抗は159.40-50,160.10-20,160.60-70に、下値抵抗は158.00-10,157.00-10,156.10-20にあります。短期トレンドは“ニュートラルからやや弱気”の状態ですが、158円を割り込んで終えた場合は下値リスクがやや高くなります。さらに156円割り込んで終えた場合は新たな下落リスクが生じます。

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