3. ユーロ円　上値余地を探る動き。下値リスクを残した状態（24/10/1）

ユーロ円　上値余地を探る動き。下値リスクを残した状態（24/10/1）

チャートを見ると、直近の日足は前日足から大きく上寄りのスタートとなり、実体の小さい陽線引けとなりました。

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ユーロ円　上値余地を探る動き。下値リスクを残した状態（24/10/1）

上値余地を探る動き。下値リスクを残した状態

昨日は東京市場で先週末の流れを受けて円が買われ、ユーロ/円も158円台前半まで続落する場面がありましたが、欧州市場に入ると、行き過ぎた円買いの調整や、中国の景気刺激策への期待に、ユーロが対ドル、対円で上昇し、ユーロ/円は159円台半ばまで反発しました。NY市場で発表された米シカゴ購買部協会景気指数の改善や、パウエルFRB議長が講演で、「経済が予想通りなら年内に0.25％、2回の利上げを想定している」と発言、利下げを急ぐ必要はないとの認識が明らかとなり、金利が上昇しドルが全面高となる中、ユーロ/円は159円台後半まで小幅続伸して引けています。

上値余地を探る動き。下値リスクを残した状態

チャートを見ると、直近の日足は前日足から大きく上寄りのスタートとなり、実体の小さい陽線引けとなりました。またこの陽線の下ヒゲが長く、下値トライに失敗した形となったことから、上値余地を探る動きが強まると見られ、また、この日の安値158.10を下抜けない限り、下値余地が拡がり難くなっています。
一方で前日の大陰線で戻り天井を確認した可能性が生じており、この陰線の値幅（高値163.49）を上抜けて終えるまでは、下値リスクを残した状態です。
上値抵抗は160.40-50，161.10-20，162.00-10に、下値抵抗は159.20-30，158.60-70，158.00-10にあります。全て下抜けて終えた場合は下値リスクが点灯します。

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