ユーロ円 テクニカル週報(2024年9月第3週)

直近の日足は前日足から下寄りのスタートとなり、陰線引けとなりました。

ユーロ円 テクニカル週報(2024年9月第3週)

下値リスクが高い状態続く。154円を割り込んで終えた場合は一段の下落へ

直近の日足は前日足から下寄りのスタートとなり、陰線引けとなりました。155.50-60の下値抵抗に跳ね返されていますが、上値を切り下げる流れに変わりなく、また、日足の形状も悪化しており、下値リスクが高い状態です。また、155.50を割り込んで終えた場合は8/5に付けた154.43が底値であったかどうかを確認する動きが強まり易くなります。さらに154円も割り込んで終えた場合は150円方向への新たな下落リスクが生じます。
逆に157.50超えに実体を戻して引ければ下値リスクが若干後退します。この場合でも中期トレンドが弱い状態にあることや、上値を切り下げる流れからは上抜けておらず、160円台にしっかり乗せて終えるまでは下値リスクを残します。

下値リスクが高い状態続く。154円を割り込んで終えた場合は一段の下落へ

ユーロ円日足


日足の上値抵抗は156.70-80,157.50-60,158.00-10,159.30-40に、下値抵抗は155.50-60,155.00-10,154.40-50,153.20-30にあります。
21日、120日、200日移動平均線は160.13,166.39,163.96に位置しており、短・中期トレンドは“ユーロ弱気”の流れに変わりありません。

一方直近の週足は陰線引けとなり、続落して越週しました。また2手前の大陰線が2022年3月に付けた長期的なサポートラインを下抜けて新たな下げトレンドに入っており、下値リスクが高い状態にあります。現状は155.50-60の週足の抵抗を守って越週しましたが、これを割り込んで越週した場合は8/5に付けた154.43を意識する動きへ。さらに154円を割り込んで終えた場合は150円方向への新たな下落リスクが生じます。
逆に、160円台を回復して越週した場合は7月に付けた175.42を基点として上値を切り下げて来た流れから上抜けて短期トレンドが変化します。この場合でも中期トレンドがまだ弱く、162.50超えで越週するまでは下値リスクを残します。

下値リスクが高い状態続く。154円を割り込んで終えた場合は一段の下落へ 2枚目の画像

ユーロ円週足


今週の週足ベースで見た上値抵抗は158.00-10,158.80-90,160.10-20に、下値抵抗は155.50-60,154.50-60,154.00-10,152.60-70にあります。
31週、62週移動平均線は165.38と161.94に位置しており、中期トレンドも“ユーロ弱気”の流れにあります。

上値は、156.70-80,157.00-10,157.50-60にやや強い抵抗が出来ていますが、全て上抜けて終えた場合は下値リスクが若干後退します。この場合でも上値を切り下げる流れに変わりなく、158.00-10,158.60-70,158.90-00,159.30-40,159.70-80の抵抗の抵抗を全てクリアして160円台に実体を乗せて終えない限り、下値リスクを残します。
下値は、155.50-60にやや強い抵抗が出来ていますが、これを割り込んで終えた場合は、155.00-10,154.40-50,154.00-10の抵抗をトライする動きへ。全て下抜けて終えた場合は、新たな下げトレンド入りの可能性が高くなり150円方向への一段の下落リスクが生じます。

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