ユーロ円 上値の重い展開続く、下値余地が限られる可能性も(24/9/13)

ユーロは対ドルを中心に堅調推移となり、ユーロ/円の下値を支えています。

ユーロ円 上値の重い展開続く、下値余地が限られる可能性も(24/9/13)

上値の重い展開続く、下値余地が限られる可能性も

昨日の海外市場では新規失業保険申請者数が2,000人増の23万件、米卸売物価指数が前月比+0.2%で予想の範囲内だったものの、長期金利が上昇したことから、円売りがやや優勢となり、ユーロが対ドルで堅調に推移する中、ユーロ/円は156円台後半から157円台半ばまで上昇しました。しかし、FRBが17、18日の会合で、0.25%か0.5%の利下げ幅を決めかねているとの米紙の報道を受けて、0.5%の可能性が残されているとの見方からドル/円が反落、これに連れてユーロ/円も寄り付き水準まで押し戻されて引けています。尚、ECB理事会は市場の予想通り0.25%の利下げを実施しましたが、今後についてはデータ次第とし、またインフレ見通しも前回と変わらなかったことから、ユーロは対ドルを中心に堅調推移となり、ユーロ/円の下値を支えています。

上値の重い展開続く、下値余地が限られる可能性も

チャートを見ると、直近の日足は前日足から上寄りした位置に寄せ線が出ています。下値を切り上げる体勢に入る可能性が生じていますが、現状は上値を切り下げる流れから抜け出しておらず、下値リスクを残した状態です。一方で寄せ線は“変化の兆し”ともされるもので、前日に付けた155.46で二番底を付けた可能性を残しています。但し、155.40-50の抵抗を下抜けて終えた場合は、立ち上げの可能性を打ち消して再び下値トライの動きが強まり易くなります。逆に、日足が158円台を回復して引ければ下値リスクがやや後退、160円台を回復して終えれば短期トレンドが変化して、162〜164円近辺まで上値余地が拡がり易くなります。上値抵抗は157.50-60,158.00-10,158.50-60,159.30-40に、下値抵抗は156.00-10,155.60-70,155.40-50にあります。

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