上値の重い展開続く。下値も限定的か
昨日の海外市場では注目材料がない中、長期金利が高止まりとなり、ポジション調整のドル買いに、対ドルでユーロ、円が売られる展開となり、ユーロ/円は上値を切り下げる流れから抜け出せずに小幅続落して終えています。
チャートを見ると、ユーロ/円は実体の小さい陰線引けとなり、小幅続落して引けました。
下げエネルギーの強いものではありませんが、上値を切り下げており、下値リスクがより高い状態に
変わりありません。159〜160円台に強い下値抵抗が控えており、急落地合いにも繋がり難いと見られ
ますが、159円を割り込んで越週した場合は、2022年3月に付けた124.40を基点とする中・長期的な
サポートラインを下抜けて新たな下落リスクが生じます。
逆に162.50超えで越週すれば、7/12に付けた175.42を直近高値として急角度で上値を切り下げて来た
流れから抜け出して上値余地が拡がり易くなります。この場合でも中期トレンドがまだ弱く167.30-40
の抵抗を上抜けて越週するまでは下値リスクを残します。
上値抵抗は161.20-30,161.60-70,162.10-20,162.50-60に、下値抵抗は160.50-60,160.00-10,159.60-70,159.40-50,158.90-00にあります。
オーダー/ポジション状況
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