ユーロ円 上値の重い展開続く(24/8/30)

ユーロ/円も160円台半ばへ押し戻されて終えています。

ユーロ円 上値の重い展開続く(24/8/30)

上値の重い展開続く

昨日の海外市場では独8月消費者物価指数が2.0%と市場予想を下回ったことからユーロ売りとなり、ユーロ/円も160円03銭まで下落しましたが、NY市場で発表された米第2四半期GDP(改定値)が3.0%と市場予想の2.8%を上回ったこと、新規失業保険申請件数も予想に反して減少したことから、好調な消費と労働市場に長期金利が上昇し、ドルが全面高となる中、円がユーロより売られ、ユーロ/円は161円台前半まで反発しました。その後は、米住宅関連指数が統計開始以来の最低水準となったことからドル/円が反落し、ユーロ/円も160円台半ばへ押し戻されて終えています。

上値の重い展開続く

チャートを見ると、直近の日足は上下にヒゲがある寄せ線に近い形の足で終えています。上値を切り下げる流れに変わりありませんが、160.00-10の下値抵抗にも跳ね返されており、これを支えとして再度161円超えトライの可能性に繋げています。161.20-30に日足の抵抗がありますが、これを上抜けて終えれば日足の形状が改善して、上値トライの動きに繋がり易くなります。さらに162.50-60に週足の抵抗がありますが、これを上抜けて越週した場合は、7月に付けた175.42を基点として上値を切り下げて来た流れから抜け出して、上値余地が拡がり易くなります。逆に159.40-50に週足の下値抵抗がありますが、159円台を割り込んで越週した場合は、2022年3月に付けた124.40を基点とする中・長期的なサポートラインを下抜けて、新たな下落リスクが点灯します。上値抵抗は161.10-20,161.60-70,162.00-10,162.50-60に、下値抵抗は160.10-20,159.60-70,159.40-50,159.00-10にあります。

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