上値の重い展開続く。下げ渋りの可能性も
昨日の海外市場では米8月フィラデルフィア連銀非製造業景況指数が−25.1と2カ月連続のマイナスとなり、また2020年12月来の最低水準となったことから、長期金利が低下しドル売りに繋がりました。円買いがユーロ買いを上回ったことから、ユーロ/円は161円台前半まで下落し安値圏で引けています。
チャートを見ると、直近の日足は陰線引けとなり続落して終えています。日足の形状が悪化しており、下値トライの動きが強まると見られますが、7/11に付けた175.42を基点として上値を切り下げて来たトレンドラインが160.90-00に位置しており、これが下値抵抗として働く可能性があります。
一方、上値も163.10-20にやや強い上値抵抗が出来ており。これを上抜けて終えるまでは上値余地も拡がり難い状態です。また、2022年3月に付けた124.40を基点とする長期的なサポートラインが今週は159.10-20に位置していますが、これを割り込んで越週するか、日足が158円割れで終えた場合は新たな下落リスクが生じます。
上値抵抗は162.10-20,162.60-70,163.10-20,163.70-80に、下値抵抗は161.40-50,160.90-00,160.40-50にあります。全て下抜けて終えた場合は下値リスクが点灯、158円を割り込んで終えた場合は新たな下げトレンド入りの可能性が高くなります。
オーダー/ポジション状況
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