ユーロ円 テクニカル週報(2024年7月第2週)

直近の日足は実体が小さい陰線引けとなり、上昇一服となりました。

ユーロ円 テクニカル週報(2024年7月第2週)

上値トライの動きが継続。172.40以下で終えた場合は“ニュートラル”に変化

直近の日足は実体が小さい陰線引けとなり、上昇一服となりましたが、下値トライにも失敗した形で終えており、174.50超えの上値抵抗をトライする可能性に繋げています。下値を切り上げる流れにも変化なく、今週も上値トライの流れが継続すると見られますが、6/14に付けた167.54を直近安値として下値を切り上げて来た短期的なサポートラインが173.10-20に位置しており、これを割り込んで終えた場合は、日足の形状が悪化して下値リスクがやや高くなります。さらに、172.40-50の抵抗を下抜けて終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻して調整局面入りの可能性が点灯します。この場合でも5/3に付けた164.02を基点とするサポートラインの下値抵抗が169.50-60に、昨年12月に付けた153.23を基点とする中期的なサポートラインが168円台前半に位置しており、168円を割り込んで終えない限り、短期トレンドは“ユーロ弱気”に変化しません。

上値トライの動きが継続。172.40以下で終えた場合は“ニュートラル”に変化

日足の上値抵抗は174.40-50,174.70-80,175.50-60,176.10-20に、下値抵抗は173.70-80,173.30-40,172.70-80,172.40-50にあります。
21日、120日、200日移動平均線は171.04,165.59,162.96に位置しており、短・中期トレンドをサポートしています。

一方直近の週足は、前週足から上寄りのスタートとなり、続伸して越週しました。下値を急角度で切り上げていますが、2手前の陽線が新たな上昇トレンド入りした形となっており、トレンドは強い状態を保っています。一気に目先天井を確認する動きが強まってもおかしくありません。
但し、172.40以下で越週した場合は、先週の陽線の値幅を切り崩す形となり、“ニュートラル”な状態に戻します。
この場合でも169.40-50に週足の横サポートが、昨年12月に付けた153.23を基点とする中期的なサポートラインが168.20-30に位置しており、168円を割り込んで越週しない限り、トレンドは大きく変化しません。

上値トライの動きが継続。172.40以下で終えた場合は“ニュートラル”に変化 2枚目の画像

今週の週足ベースで見た上値抵抗は174.70-80,175.80-60,177.50-60,178.40-50(ユーロ導入以来の高値更新となっており、旧ドイツマルクを参考数値として換算したもの)に、下値抵抗は172.80-90,171.40-50,169.40-50にあります。31週、62週移動平均線は163.89と160.17に位置しており、中期トレンドをサポート中です。

上値は、174.40-50,174.70-80,175.00-10,175.50-60,176.20-30、176.90-00に強い抵抗がありますが、どこまでクリア出来るかトライする動きが継続すると予想しています。
下値は174.00-10,173.70-80,173.20-30,172.70-80に強い抵抗があり、全てを切り崩すには力不足と見ますが、172.40-50の抵抗を下抜けて終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻して、170〜171円台の足元を固め直す動きへ。さらに168円を割り込んで終えた場合は短期トレンドが“ユーロ弱気”に変化して下落余地がさらに拡がり易くなります。

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