ドル円再び117円台後半へ日経続伸(2016年12月15日)

朝方FOMCの金利先行き見通しの上方修正に一時117.86まで上昇したドル円ですが、

ドル円再び117円台後半へ日経続伸(2016年12月15日)

ドル円再び上昇117円台後半へ日経平均続伸

ドル円は再度上昇へ日経平均も年初来高値更新

朝方FOMCの金利先行き見通しの上方修正に一時117.86まで上昇したドル円ですが、午前中は高値寄りした株価が前日比マイナスに転じたことから小緩みして、117円近辺まで下押ししました。しかし、後場に日経平均が再度プラス圏に浮上するとドル円も再び上昇に転じ、海外時間に入り前場の高値を一時上回る117円台後半での取引となっています。
日経平均は20円高の19,273円で終了。小幅ながら今日も終値ベースでの年初来高値を更新しました。

イベント終了後もドル、日本株の買い意欲衰えず、来週以降のアクティビティの低下には注意

今年最後ともいえる大イベントをほぼ予想通りの内容で終了しても、ドル円、日本株の買い意欲は継続、調整らしい調整も無く再び上昇の軌道に乗ったようにも見えます。
日本時間早朝のFOMCの利上げ公表後に金利上昇を嫌気していったん下げた米国株や、ドル高を嫌い下落した原油先物が今晩再び上昇基調に戻るのか否かが注目されます。
NYダウ先物は19,860ドル前後で取引されており、一昨日の終値19,911には届いていないものの、今朝の終値19,792からは回復しています。
来週以降はクリスマス休暇が本格化し海外を中心にアクティビティの低下が予想されますが、今年に関しては今のところ市場の活況が続いていて一本調子のポジションの大きなまき戻しが見られていないところも気にかかる部分です。

序盤の欧州株価指数先物は概ねプラス圏での推移。
今晩米国では3Qの経常収支、ニューヨーク連銀製造業景気指数、11月の消費者物価指数、新規失業保険申請件数、フィラデルフィア連銀景況指数等の発表があります。

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