ドル買い継続か(2016年12月15日)

2017年も速やかな

ドル買い継続か(2016年12月15日)

ユーロドル:12月15日のファンダメンタル分析

ユーロドルも1.06台半ばで膠着状態となっていました。今回のFOMCは、利上げ織り込み度100%とまで言われていましたが、予想通り0.25%利上げと全会一致で1年ぶりの利上げ。また来年の利上げ見通しは9月時点の2回から3回へと引き締め姿勢が強まっていましたが、これも全く想定内の発表であったかと思います。しかし、直後から長期金利の上昇も手伝ってドルが急騰、ドル円は117.39レベル、ユーロドルも1.0497レベルのドル高値をつけ、若干の調整を経てのNYクローズとなりました。

ユーロドル:12月15日のテクニカル分析

ユーロドルは、一時的に1.05を割り込んだもののその後は再び大台回復と、1.05の底堅さを改めて認識する結果となっています。直近安値を割り込んだ時には昨年安値1.0463レベルを試す流れかと思われましたが、ドル円とは異なり1.05を回復後は後が続かず、これまで同様下げ渋る動きとなっています。ポジション的にユーロ売りが膨らんだいるというのもわかりますが、これだけ1.05で支えられると短期筋はすかさず買いに回り余計に下げにくい地合いを形成しています。本日ももう一度くらい大台割れを試すのではないかと見ていますが、それでも昨年安値までは難しそうです。1.0490レベルをサポートに、1.0550レベルをレジスタンスとします。

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