ユーロドルパリティーを意識(2016年12月16日)

ユーロ圏各国国債利回

ユーロドルパリティーを意識(2016年12月16日)

ユーロドル、パリティーを意識

ーロドルも1.05割れの後の足踏み状態から昨年安値を割り込むと一気に水準を下げ、NY市場の昼頃には1.0367レベルと円安からドル全面高の流れへと転じる動きとなりました。

ユーロドル:12月16日のテクニカル分析

市場では対ドル1.0000パリティーも意識

ユーロドルもドル円のドル高の動きに追随し、円独歩安に近い状態からドル全面高の流れとなっています。ユーロドルは昨年安値を一気に割り込み1.03台へと突入しましたが、これでいよいよパリティ(1ユーロ1ドル)を視野に入れる展開になってきたと考えられます。中期的にはドル円の120円が先か、ユーロドルのパリティが先かという展開が予想されます。本日は戻り売り、1.0450レベルをレジスタンスに、1.0350レベルをレジスタンスとする流れでしょう。

ユーロ円は、ドル円の円安が進んだ際には一時124.10の高値を示現しましたが、ユーロドルがドル高の動きに追随してきた結果高値圏から急反落し、122.57レベルまで下げた後に123円台に戻しての引けとなっています。主役がドル円からユーロドルに移ってきた可能性が高く、引き続きユーロ円は上値の重たい展開が予想されます。本日はユーロドル同様に戻り売り、123.50レベルをレジスタンスに、122.50レベルをサポートとします。

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