3. ユーロ円　上値余地を探る動き（24/5/17）

ユーロ円　上値余地を探る動き（24/5/17）

ユーロ/円は高値圏で引けています。

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ユーロ円　上値余地を探る動き（24/5/17）

上値余地を探る動き

昨日の海外市場では、米新規失業保険申請件数が予想ほど減少せず、雇用市場の緩みが感じられる内容でしたが、メスター・クリーブランド連銀総裁の「長期間にわたり高金利を維持する方針を支持する」とのコメントに金利が上昇し、ドル買いが優勢となる中、アジア市場から続いた円の売り戻しの流れが一段と進み、ユーロ/円は高値圏で引けています。

チャートを見ると、直近の日足は、前日のNY市場で米CPI鈍化を受けたドル売り/円買いの動きが早朝のシドニー市場でも継続してドル/円は続落、これに連れてユーロ/円も前日足から下寄りのスタートとなりましたが、下値トライに失敗して高値圏で引ける陽線で切り返しています。前日の陰線の値幅を全て切り返すには至っていませんが、下値トライに失敗した反動で上値余地を探る動きが先行すると見られます。トレンドの変化は認められませんが、5/3に付けた164.02を直近安値として下値を急角度で切り上げて来た超短期的なサポートラインからは、若干横に外れた位置で推移しており、この日足の上値抵抗が169.20〜169.40に位置していることから、これをしっかり上抜けて終えるまでは上値余地も拡がり難い状態です。上値抵抗は169.20〜169.40，170.00-10に、下値抵抗は168.30-40，167.90-00，167.40-50，167.00-10にあります。全て下抜けて終えた場合は日足の形状が悪化して、下値余地がもう一段拡がり易くなります。

上値余地を探る動き

ユーロ円日足

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