3. ユーロ円　上値余地を探る動き。急伸にも繋がり難い状態（24/4/18）

ユーロ円　上値余地を探る動き。急伸にも繋がり難い状態（24/4/18）

昨日の海外市場では、ユーロが対ドルで上昇し、ユーロ/円は小幅続伸して引けました。

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ユーロ円　上値余地を探る動き。急伸にも繋がり難い状態（24/4/18）

上値余地を探る動き。急伸にも繋がり難い状態

昨日の海外市場では地区連銀経済報告（ベージュブック）が3月からわずかに拡大したとの内容に留まったことや、米20年債入札が好調で長期金利が低下したこと、潜在的な円買い介入警戒感もあり、ドル/円の上値が抑えられる展開となりました。一方ユーロについては、ラガルドECB総裁がユーロ圏の景気について「明らかに回復の兆候がみられる」との見解を示したことから、ユーロが対ドルで上昇し、ユーロ/円は小幅続伸して引けました。

チャートを見ると、日足は3手連続陽線引けとなり、上値余地を探る動きに繋げています。日足の形状が改善しており、先週付けた162円台で調整下げを終えた可能性が高くなっており、上値余地を探る動きが継続すると見られます。165.10-20に強い上値抵抗が控えていますが、これをしっかり上抜けて終えるか165.50-60の抵抗をクリアすれば“強気”の流れに戻して一段の上昇に繋がり易くなります。逆に163.30-40に日足の下値抵抗がありますが、これを割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯、162.50以下で終えた場合は短期トレンドが変化して162.00-10にある日足、週足の抵抗を切り崩しつつ160円近辺まで下値余地が拡がり易くなります。上値抵抗は165.10-20，165.50-60，166.10-20に、下値抵抗は163.90-00，163.30-40，162.80-90，162.50-60にあります。

上値余地を探る動き。急伸にも繋がり難い状態

ユーロ円日足


（移動平均線　赤：21日、青：120日、緑：200日）

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