NZ/円82ー83円ゾーンに強い抵抗(2016年12月第二週)

ニュージーランド経済は引き続き良好さを維持していますが、トランプ新大統領の政策実行への期待感からドル全面高となる間に

NZ/円82ー83円ゾーンに強い抵抗(2016年12月第二週)

NZ/円、短・中期トレンドともにNZ強気。82〜83円ゾーンに強い抵抗あり。

ニュージーランド経済は引き続き良好さを維持していますが、トランプ新大統領の政策実行への期待感からドル全面高となる間にNZドルは急落地合いとなり、11/24には0.70割れを見ましたが、現在は半値戻しの0.72台まで値を戻しています。一方、対円では下値を切り上げる流れを変えておらず、NZ/円は強い上昇トレンドを維持しています。NZ中銀は11/10に政策金利を0.25%引き下げて1.75%としましたが、NZドルが対ドル、対円で上昇基調にあることから、追加利下げについても念頭に置く必要がありそうです。

チャートを見ると、日足は10/11に付けた72.75を起点として下値を切り上げる流れを維持しており、日足は強い上昇トレンドを維持しています。短期トレンドは79円割れを見ない限り、NZ強気の流れを維持します。日足の上値抵抗は82.20-30に、下値抵抗は80.60-70にあります。
一方週足も陽線を繋げて下値を急角度で切り上げる流れを変えておらず、中期トレンドも非常に強い状態を維持していますが、一方で、82〜83円ゾーンに週足、月足ベースで見た強い上値抵抗が控えており、このゾーンでは一旦揉み合いとなる可能性があります。

週足の上値抵抗は82.10-20、82.90-00に、長期的な上値抵抗ポイントは84.00-20銭にあります。週足の下値抵抗は79.80-00にあります。31週、62週移動平均線は74.84と76.51にあり、これらをしっかり上抜けて中期トレンドは非常に強い状態にありますが、31ヵ月移動平均線が82.11に位置していることや、週足の上値抵抗ポイントも82円台にあることから、これには一旦ぶつかる可能性にも注意が必要でしょう。79円割れで越週した場合は、下値リスクが点灯しますが、76円割れで越週しない限り、中期トレンドは大きく変化しません。

NZ/円、短・中期トレンドともにNZ強気。82〜83円ゾーンに強い抵抗あり。

NZ/円【週足】:(12/7現在31週移動平均線は74.84に、62週線は76.51にあり、中期トレンドはNZ強気の流れにある。)

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る