ユーロ円 テクニカル週報(2024年4月第2週)

直近の日足は実体が小さく下ヒゲのやや長い陽線引けとなりました。

ユーロ円 テクニカル週報(2024年4月第2週)

上値余地を探る動き。165円台に乗せて終えれば一段の上昇へ。

162円を割り込んで終えた場合は160円方向への新たな下落リスクが点灯。

ユーロ円日足

ユーロ円日足

直近の日足は実体が小さく下ヒゲのやや長い陽線引けとなりました。前日足とは逆に下値トライに失敗した形となったことから、週初から上値トライの動きが先行すると見られます。164.60-70の抵抗を上抜けて終えれば下値リスクがやや後退、165円台に乗せて終えるか165.50-60の抵抗をクリアした場合は、“強気”の流れに戻して一段のユーロ上昇に繋がり易くなります。
逆に、162.00-10の日足の抵抗を下抜けて終えた場合は、新たな下落リスクが生じて160〜161円台の下値抵抗の強さを確認する動きへ。可能性がまだ低い状態ですが、159円台を割り込んで終えた場合は、短期トレンドが“ユーロ弱気”に変化して155円方向への一段の下落に繋がり易くなります。

日足の上値抵抗は164.60-70,165.20-30,167.10-20に、下値抵抗は163.90-00,163.50-60,162.70-80,162.00±10銭にあります。21日、120日、200日移動平均線は163.10,160.60,159.29に位置しており、短・中期トレンドは“ユーロ強気”の流れを維持しています。

ユーロ円週足(移動平均線 赤:31週、青:62週)

ユーロ円週足(移動平均線 赤:31週、青:62週)

一方直近の週足は陽線引けとなり、続伸して越週しましたが、単体では上昇エネルギーの強いものではないので急伸にも繋がり難いと見られます。また、163.30-40に週足の下値抵抗がありますが、これを割り込んで終えた場合は調整余地がもう一段拡がり易くなります。
162円割れで終えるか161.70-80の週足の下値抵抗を下抜けて越週した場合は160円前後まで下値余地が拡がり易くなります。ここまでの下げは調整的な押しの範囲内ですが、159円を割り込んで越週した場合は、短・中期トレンドが“ユーロ弱気”に変化して154〜155円方向への一段の下落リスクが生じます。

逆に163円台の下値抵抗を守って165円台に乗せて越週した場合は、新たな上昇トレンド形成の動きが強まり、167〜168円方向への一段の上昇に繋がり易くなります。
今週の週足ベースで見た上値抵抗は164.90-00,167.00-10,168.10-20に、下値抵抗は、163.30-40,161.70-80,160.00-10,159.10-20にあります。
31週、62週移動平均線は159.93と154.95に位置しており、中期トレンドをサポート中です。

上値は、164.60-70,164.90-00,165.20-30、165.50-60に強い抵抗がありますが、全てクリアした場合は、新たな上昇トレンド入りの可能性が高くなり一段の上昇へ。
上値抵抗は165.70-80,166.10-20,166.80-90,167.00-10,167.50-60,168.10-20。
下値は、163.90-00にやや強い抵抗が出来ていますが、これを下抜けた場合は、163.40-50,163.20-30,162.80-90にある抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。全て切り崩して162.40-50,162.0±10銭の抵抗も下抜けて終えた場合は新たな下落リスクが点灯、161.50-60,161.10-20,160.50±10銭、160.00-10,159.60-70,159.00-10の抵抗を全て切り崩して終えた場合は“ユーロ弱気”に変化して155円方向への一段の下落リスクが生じます。

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る