足元理事会、目先のイタリア英国(2016年12月8日)

欧州中央銀行(ECB)理事会を翌日に控え

足元理事会、目先のイタリア英国(2016年12月8日)

ユーロドル:12月8日のファンダメンタル分析

NYダウが300ドル近い大幅高となり株式市場は堅調、いっぽう原油市場はOPEC・非OPEC間の協議を前に50ドル割れ。各市場なりの理由を背景とした動きとなりました。ユーロドルはドル円同様にドル売りの動きが目立ち1.0768レベルまでじり高となり高値圏での引けとなっています。

ユーロドル:12月8日のテクニカル分析

ユーロドルは、ポジション的にはユーロ売りの積み上がりが大きく1.05割れをトライできなかったことから、短期的にはユーロの買い戻しが出やすい地合いには変化がありません。本日のECB理事会では来年3月の期限を迎えるQEの延長が健闘されることとなりそうですが、現状の値動きを見ているとイベント経過後は再びユーロの買い戻しが出やすい流れにあると考えられます。ドラギ総裁会見で振れる場面もありそうですが、1.0720レベルをサポートに、1.0820レベルをレジスタンスとする流れでしょう。

ユーロ円は、ここに来てドル円とユーロドルともにドルの方向が同じ動きとなることが多い中、底堅いユーロドルの動きから高値圏での膠着状態が続いています。122円以下の買いと123円以上の売りとがバランスしていて、動きにくい展開となっています。本日もECB理事会を挟んだ一時的な振れはあると思いますが、122.00レベルをサポートに、122.70レベルをレジスタンスとします。

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る