ユーロ/円 “上値余地が限られる可能性、トレンドは強気を維持”(24/3/26)

ユーロ/円は小反発して引けました。

ユーロ/円 “上値余地が限られる可能性、トレンドは強気を維持”(24/3/26)

上値余地が限られる可能性、トレンドは強気を維持

昨日の海外市場では米新築住宅販売件数や、ダラス連銀製造業活動指数が予想比やや弱かったことからユーロが対ドルで堅調に推移しましたが、ドル/円については日銀が緩和的な政策を当面維持するとの見方や米10年債利回りが上昇したことから円売りがやや優勢となり、ユーロ/円は小反発して引けました。

チャートを見ると日足は小陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げています。短期トレンドの変化は認められませんが164.60-70超えに強い抵抗が控えており、これをクリアして165円台に乗せて終えるまでは上値余地も拡がり難い形です。また、上値を追いきれずに163円台を割り込んで終えた場合は調整下げ余地が162.00前後までさらに拡がり易くなります。この場合でも160円を割り込んで終えない限り、調整下げの範囲内となります。上値抵抗は164.60-70,165.20-30,165.70-80,166.00-10に、下値抵抗は163.60-70,163.00-10,162.00-10にあります。

上値余地が限られる可能性、トレンドは強気を維持

ユーロ円日足


(移動平均線 赤:21日、青:120日、緑:200日)

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