3. ユーロ/円 上値の重い展開。トレンドは強気を維持（24/3/25）

ユーロ/円 上値の重い展開。トレンドは強気を維持（24/3/25）

ユーロが対円、対ドルで売られ、ユーロ/円は下落して安値圏で引けています。

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ユーロ/円 上値の重い展開。トレンドは強気を維持（24/3/25）

上値の重い展開。トレンドは強気を維持

ユーロ/円は続落。日欧金利差縮小観測や、ラガルドECB総裁がユーロ圏首脳会議で「金融政策の効果により域内のインフレ率の低下が続く」との見通しを示したことなどを材料に、ユーロが対円、対ドルで売られ、ユーロ/円は下落して安値圏で引けています。

チャートを見ると日足は2手連続陰線引けとなり、上値を切り下げていますが、下値を切り上げる流れに変化なく、短期トレンドは強い状態を保っています。しかし、直近の日足が下げエネルギーのやや強いものであることから、下値余地が若干拡がる可能性が高いと見られます。現状は163.50-60、163.00-10の日足の下値抵抗を守って終えていますが、163円を割り込んで終えた場合は、162.70に位置する21日移動平均線も下抜けて、調整下げの動きに入る可能性が高くなり、162.00前後まで下値余地が拡がり易くなります。調整下げに留まるなら押しは深い場合でも161.00±10銭を大きく下抜けない可能性が高いと見られますが、160円割れで終えた場合は短期トレンドの変化に要注意。逆に、日足が165円台を回復して終えるか、週足が164円台に乗せて越週すれば、浅いガス抜きを終えて、強気の流れに戻して、一段の上昇に繋がる可能性が高くなります。日足の上値抵抗は164.60-70，165.20-30，167.10-20に、下値抵抗は163.50-60，163.00-10，162.00±10銭、161.40-50にあります。

上値の重い展開。トレンドは強気を維持

ユーロ円日足


（移動平均線　赤：21日、青：120日、緑：200日）

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