ユーロ/円 “小反落、強気の流れを維持”(24/3/22)

ユーロが対ドルで下落し、ユーロ/円も164円台半ばまで押し戻されて引けています。

ユーロ/円 “小反落、強気の流れを維持”(24/3/22)

小反落、強気の流れを維持

ユーロ/円は昨日の東京市場では海外市場での円売りの流れを受け継いで2008年9月以来の165円台前半まで上昇しましたが、欧州市場に入るとスイス中銀が予想外の利下げを決定したことから、欧州通貨が全般的に売られる展開となり、ユーロが対ドルで下落し、ユーロ/円も164円台半ばまで押し戻されて引けています。なお、スイス中銀は9年振りに政策金利を0.25%引き下げ1.5%としました。

チャートを見ると日足は前日足から下寄りのスタートとなり、実体の小さい陰線で終えています。165円台から押し戻された形となっていますが、“ユーロ強気”の流れを変えておらず、上値トライの流れに戻す可能性を残した状態です。上値抵抗は164.80-90,165.10-20,165.70-80に、下値抵抗は164.40-50,164.00-10,163.50-60にありますが、163.00を割り込んで終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻します。この場合でも160円を割り込んで終えない限り、短期トレンドは大きく変化しません。

小反落、強気の流れを維持

ユーロ円日足


(移動平均線 赤:21日、青:120日、緑:200日)

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