ユーロ/円 “上値余地を探る動き”(24/3/21)

日足を見るとユーロ/円は2手連続して大陽線が出ており急進しています。

ユーロ/円 “上値余地を探る動き”(24/3/21)

ユーロ/円 “上値余地を探る動き”

19日の日銀金融政策決定会合後に円が全面安となった流れを受けて、海外市場でも円売りの流れが継続し、ユーロ/円は20日の東京市場休場のアジア市場で164円台に乗せました。欧州市場に入ってもユーロ/円は一段高となり164円台後半まで続伸しました。注目のFOMCでは、FRBが市場の予想通り5会合連続でFF金利の据え置きを決定しましたが、年内3回の利下げ見通しを据え置いたこと、パウエルFRB議長がバランスシートの縮小ペースの減速を示唆したことから、一転ドル売りとなり、ユーロが対ドルで急伸、ユーロ/円もつれ高となり165円台に乗せてそのまま高値圏で引けています。

日足を見るとユーロ/円は2手連続して大陽線が出ており急進しています。また、2手前の大陽線が163.60-70を終値ベースで上抜けており、新たな上昇トレンド形成の流れに入った可能性が点灯中です。21日の東京市場では高値警戒感からドル/円が売られ、ユーロ/円も小反落していますが、短期トレンドは非常に強い状態を維持しており、167-168円ゾーンにある長期的な上値抵抗を試す動きが強まると見られます。上値抵抗は164.80-90,165.10-20,165.70-80に、下値抵抗は164.40-50,164.00-10,163.50-60にあります。163.00以下で終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻しますが、160円を割り込んで終えない限り、短期トレンドは大きく変化しません。

ユーロ/円 “上値余地を探る動き”

ユーロ円日足


(移動平均線 赤:21日、青:120日、緑:200日)

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