ユーロ円 短期トレンドは“ユーロ弱気”、調整下げに留まる可能性も(24/3/12)

ユーロ/円は日欧金利差縮小観測にやや上値の重い展開となり、小幅続落して引けました。

ユーロ円 短期トレンドは“ユーロ弱気”、調整下げに留まる可能性も(24/3/12)

ユーロ円 短期トレンドは“ユーロ弱気”、調整下げに留まる可能性も

昨日の海外市場では米CPIの発表を翌日に控えて全般的に値動きの乏しい展開となりましたが、ユーロ/円は日欧金利差縮小観測にやや上値の重い展開となり、小幅続落して引けました。

直近の日足は前日足から下寄りした位置に値幅の小さい陰線が出て小幅続落となりました。下げエネルギーの強いものではなく、160円台前半の下値抵抗も守っていますが、上値を急角度で切り下げる流れに入っているため、急反発にも繋がり難い状態です。上値抵抗は161.00-10,161.60-70,162.10-20にあり、反発余地がまだ限られ易い状態ですが、162.60-70の抵抗を上抜けて終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻して下値リスクが後退します。下値抵抗は160.40-50,159.90-00,159.50-60にありますが、全て下抜けて終えた場合は新たな下落リスクが点灯します。

ユーロ円 短期トレンドは“ユーロ弱気”、調整下げに留まる可能性も

ユーロ円日足


(移動平均線 赤:21日、青:120日、緑:200日)

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