“ユーロ強気”を維持。161円割れで終えた場合は下値リスクが点灯。
先週末の海外市場では新規材料難の中、ドル金利が緩んでユーロが対ドルで買いが優勢となる場面もありましたが、ポルトガル中銀総裁のハト派的な発言でユーロが売り戻され、狭いレンジ内で推移した後、結局寄り付き水準に戻して引けています。
日足を見ると値幅の小さい寄せ戦で終えています。方向性を示すものではありませんが163円乗せに失敗して押し戻されており、今日については上値余地が限られる展開が予想されます。一方で、短期トレンドが強い状態を保っており、下値余地も限られる可能性が高いと見られます。上値抵抗は163.10-20,163.60-70,164.10-20に、下値抵抗は162.50-60,162.10-20,161.40-50,161.00-10にあります。161円台を割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯、160.50以下で終えた場合は調整局面入りの可能性が高くなります。
ユーロ円日足
(移動平均線:赤:21日、青:120日、緑:200日)
オーダー/ポジション状況
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