ドル円 テクニカル週報(2024年2月第4週)

直近の日足は値幅の小さい寄せ線で終え、寄り付き水準に戻して引けています。

ドル円 テクニカル週報(2024年2月第4週)

ドル/円:“ドル強気”の流れ。149円を割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯。

ドル円日足

直近の日足は値幅の小さい寄せ線で終え、寄り付き水準に戻して引けています。方向性を示すものではありませんが、下値を急角度で切り上げる流れを維持しており、短期トレンドは強い状態にあります。150.80-90にやや強い上値抵抗が控えていますが、上抜けて終えれば一段の上昇へ。逆に150.00-10、149.70-80にやや強い下値抵抗が出来ていますが、これらを下抜けて149円も割り込んで終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクが点灯します。さらに値動きの中で148.50割れを見た場合は調整下げ局面入りの可能性が高くなり、下落余地がさらに拡がり易くなります。日足の上値抵抗は150.80-90,151.30-40,151.70-80,152.10-20に、下値抵抗は150.00-10,149.70-80,149.00-10,148.50-60にあります。21日、120日、200日移動平均線は149.08,147.80,145.66に位置しており、短・中期トレンドは“ドル強気”の流れに変わりありません。狭いレンジでの揉み合い状態が続いていますが、揉み合いから抜け出して一方向へ抜け出す可能性にも注意が必要です。

ドル円週足 (移動平均線:赤:31週、青:62週)

一方直近の週足は値幅の小さい陽線引けとなり、小幅続伸して越週しました。単体では上昇エネルギーの強いものではありませんが、下値を急角度で切り上げる流れを維持しています。151.50-60,152.10-20に週足ベースで見た強い上値抵抗がありますが、全てクリアして越週すれば一段の上昇に繋がり易くなります。逆に、今週の週足サポートが150.00-10,149.20-30にありますが、149円台を割り込んで越週するか、値動きの中で148.50割れを見た場合は、短期トレンドの変化に要注意。この場合は146〜147円ゾーンの足元を固め直す動きが強まり易くなります。但し、142.50以下で越週しない限り、調整下げの範囲内となり、短・中期トレンドは“ドル弱気”に変化しません。今週の週足ベースで見た上値抵抗は151.50-60,152.10-20、152.50-60,153.60-70に、下値抵抗は150.00-10,149.20-30,147.70-80にあります。31週、62週移動平均線は147.07と141.28に位置しており、中期トレンドをサポート中です。

上値は150.80-90にやや強い抵抗がありますが、上抜けて終えれば151.20-30,151.40-50,151.70-80,151.90-00,152.10-20,152.50-60の抵抗をどこまでクリアできるかトライする動きへ。下値は、150.20-30に軽い抵抗が、150.00-10,149.70-80にやや強い抵抗が出来ていますが、これらを全て切り崩して終えた場合は日足の形状が悪化して下値余地が若干拡がり易くなります。さらに、149.20-30,149.00-10,148.40-50の抵抗を全て下抜けた場合は、短期トレンドが変化して調整下げ局面入りの可能性が高くなります。この場合でも日足が142円を割り込んで終えるか、週足が142.50以下で越週しない限り、調整下げの範囲内となります。

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