ユーロ円 テクニカル週報(2024年2月第2週)

直近の日足は小陽線となり小幅続伸して引けています。

ユーロ円 テクニカル週報(2024年2月第2週)

ユーロ/円:上値余地を探る動き。

161.90-00の抵抗を上抜けて越週すれば一段の上昇。157円割れなら中期トレンドが“弱気”に変化

直近の日足は小陽線となり小幅続伸して引けています。単体では上昇エネルギーの強いものではありませんが、2手前の陽線が1/19に付けた161.85を直近高値として上値を切り下げてきた超短期的なレジスタンスラインを上抜けた位置で終えており、上値トライの動きが強まる展開が予想されます。現状は161.00-10にある日足の上値抵抗を終値ベースで上抜けきれていませんが、これをしっかり上抜けて終えれば日足の形状が改善して上値余地がさらに拡がり易くなります。
逆に可能性がやや低いと見ますが159.00-10の抵抗を割り込んで終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻します。さらに158.00〜158.20の日足、週足ベースで見た強い下値抵抗を割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯、157円割れで越週した場合は、短期トレンドが“ユーロ弱気”に変化して下落幅拡大に繋がり易くなります。

日足の上値抵抗は161.00-10,161.40-50,162.10-20,162.70-80に、下値抵抗は160.10-20,159.60-70,159.00-10,158.40-50にあります。
21日、120日、200日移動平均線は160.21,158.94,156.97に位置しており、全てを上抜けており、短・中期トレンドは“ユーロ強気”の流れにあります。

ユーロ/円:上値余地を探る動き。

ユーロ円日足

一方直近の週足を見ると、実体が小さく下ヒゲのやや長い陽線で続落を食い止めています。上値を切り下げる流れからは完全に上抜けきれておらず、下値リスクを残した状態ですが、161円台に乗せて越週した場合は、下値リスクが後退して上値余地がさらに拡がり易くなります。
今週の週足ベースで見た上値抵抗は161.00-10,161.90-00,163.20-30に、下値抵抗は160.00-10,159.00-10,158.10-20にあります。159円を割り込んで越週した場合は週足の形状が悪化して下値リスクがやや高くなります。
31週、62週移動平均線は158.50と152.20に位置しており、中期トレンドをサポート中です。

上値は、161.00-10に強い抵抗がありますがこれを上抜けて終えるか161.80-90の抵抗をクリアした場合は下値リスクが後退して一段の上昇に繋がり易くなります。上値抵抗は161.40-50,161.80-90,162.00±10銭、162.30-40,162.60-70,163.10-20,163.50-60にあります。下値は、160.80-90に軽い抵抗が、160.30-40,160.00-10,159.60-70に強い抵抗があり、下値余地が限られる展開が予想されますが、これらを全て切り崩して159.00-10の抵抗も下抜けて終えた場合は短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻します。
さらに158.40-50、158.00-10の抵抗を全て切り崩して158円台を割り込んで終えた場合は、下値リスクが点灯、157円台を維持できずに越週した場合は中期トレンドも変化する可能性が点灯します。

ユーロ/円:上値余地を探る動き。 2枚目の画像

ユーロ円週足

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