積極財政+金融緩和維持へ(2016年11月28日)

東京市場ではこれまで同様にリスクオンの動きから株高と円安が進行

積極財政+金融緩和維持へ(2016年11月28日)

ユーロドル:11月28日のファンダメンタル分析

東京市場ではこれまで同様にリスクオンの動きから株高と円安が進行、日経平均株価が一段中となる動きの中でドル円も高値113.90レベルと114円近い水準へと直近高値を更新しました。しかし、その後は株価に調整の動きが入ったことからドル円も売りが強まり、欧州市場と重なる時間帯には112.55レベルまで水準を切り下げました。海外市場ではNY市場が短縮取引となることもあって動意薄の展開が続き113円前後で方向感の無いまま週末クローズとなりました。

ユーロドル:11月28日のテクニカル分析

今日のレンジは、1.0500~1.0700

ドル円は、114円を目前に調整が入りましたが、これまでの調整はせいぜい1円強という値幅だったのに比べると、やや大きな調整というところです。また日経平均株価とともに押してきていることから、どちらが主導するかはわからないものの金曜安値(ドル円は112.55、)を下回る動きとなると、高値圏からの調整がやや長引く可能性が出てきます。逆に金曜安値を抜けられない場合には、再びドル高の流れへと回帰することとなりますが、ドル高の動きが9日から続いていることを考えると、そろそろ短期的な調整が入る可能性のほうが高そうです。本日は、113.30レベルをレジスタンスに、112.30レベルをサポートとする流れを見ておきます。ルまで年初来安値を更新したものの、1.05ドルの節目付近では下げ渋っている。ただ、昨日の足型から下げ一服や反発が意識されるとはいえ、一目均衡表の位置関係や主要な移動平均線の低下から判断される下げトレンドが変調をきたすとは思えません。昨年3月以降の三角もちあい下限をブレイクした後の下げが続くと見るべきで。戻り待ちの売りが引き続き推奨されます。
今日のレンジは、1.0500~1.0700と見ます。

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