ユーロドル、1.05台を軟調推移
17日の東京市場でユーロドルは軟調推移。朝方1.0560レベルで取引が始まったユーロドルは、海外時間の堅調さからは一転し、終日下値を切り下げる展開となりました。米株先物が軟調に転じた事、米長期金利が上昇を続けた事が背景と見られます。夕刻1.0534まで下げた後はもみ合いとなり、東京時間18:00現在は1.0536レベルで取引されています。18:00に発表された10月の独ZEW景気指数は前月、事前予想比大幅に改善、ユーロドルは1.0550台を回復しつつあります。
昨晩海外市場では、欧州圏8月貿易収支での黒字幅拡大や欧州株の堅調に、ユーロドルは、海外時間に緩やかなユーロ高基調をたどり、米国終盤に1.0563まで上昇。そのまま高値圏で東京時間につないでいます。
テクニカルにはユーロドルは、引き続き転換線に絡んでの動きが続きますが、反発基調のユーロドルに、1.0570レベルを下降中の21日移動平均線が再び接近しつつあり、終値との位置関係が注目されます。
序盤の欧州主要株価指数は、概ね堅調推移。今晩この後は、21:30に米9月小売売上高、22:15に米9月鉱工業生産、設備稼働率、23:00に米10月NAHB住宅指数および米8月企業在庫の発表が予定されています。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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