ユーロドル、米長期金利低下に1.06台回復
10日の東京市場でユーロドルはもみ合い後に夕刻上昇。朝方、1.0567レベルで取引が始まったユーロドルは、日中1.05台後半で方向感に欠ける動きに終始しました。しかし夕刻欧州勢参入後欧州株が大きく上昇したこと等でユーロドルも急伸、一時1.06台を回復し、東京時間18:30現在は1.0609レベルで取引されています。
昨晩海外市場では、米国祝日の材料難で1.05台でのもみあいが続きました。終盤にかけては、中東情勢の緊迫化の余波で米長期金利先高感が後退、それを受けての欧米株式の上昇にユーロ買いが強まり、1.0578レベルで東京時間につないでいます。
テクニカルにはユーロドルは、本日一時1.0603レベルを下降中の21日移動平均線を上抜ける場面があり、終値ベースでの位置関係次第ではユーロ下落局面終了に向けての転換点となるか注目されます。
序盤の欧州主要株価指数は、米長期金利先高観測後退や、中国の新たな景気刺激策検討報道にほぼ全面高の様相。今晩この後は、23:00に米8月卸売在庫の発表が予定されています。
ユーロドル日足
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