ユーロドル1.08台後半、安値圏でのもみ合い (8/17夕)

17日の東京市場でユーロドルは1.08台後半でのもみ合い

ユーロドル1.08台後半、安値圏でのもみ合い (8/17夕)

ユーロドル1.08台後半、安値圏でのもみ合い

17日の東京市場でユーロドルは1.08台後半でのもみ合い。朝方、1.0879レベルで取引が始まったユーロドルは、序盤米株先物の低下に歩調を合わせる形で軟調に推移し、1.0862をつけて直近安値を更新しました。その後は下げ渋り、横ばい推移となりましたが、夕刻欧州勢参入後は米株先物の反発に1.0887まで反発した後、東京時間18:30現在は1.0869レベルで取引されています。

昨晩海外市場では、米7月鉱工業生産の好調や、7月FOMC議事要旨の予想以上のタカ派的内容に米長期金利が上昇。ユーロドルは1.09台前半から1.0872レベルに下げて、そのまま安値圏で東京時間につないでいます。

テクニカルにはユーロドルは、昨晩の下落で一目均衡表の「雲」を下抜けて、一段と上値が重くなった印象です。「雲」下限は本日1.0932、同水準に90日線もあって強いレジスタンスとなってます。一方サポートは1.0789レベルを上昇中の200日移動平均線が視野に入りつつあります。
ドル独歩高、ドル買い要因に反応しやすい現在の市場環境が変わるまで、今しばらくユーロドルも下値探りが続きそうです。

序盤の欧州主要株価指数は、ほぼ全面安の様相。今晩この後は、21:30に米フィラデルフィア連銀製造業景況指数、および米新規失業保険申請数、23:00には米7月景気先行指数の発表が予定されています。

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