ユーロドル1.09台前半、材料難で小動きながら底堅く推移
15日の東京市場でユーロドルはじり高推移。朝方1.0906レベルで取引が始まったユーロドルは、1.0900を安値に、1.09台前半でじりじりと値を上げる展開となりました。夕刻欧州勢参入後もその傾向は継続、18:45現在1.0938まで高値を切り上げています。
昨晩海外市場では、特段の材料もない中で、米長期金利の上昇にユーロドルは一時1.0875まで下落、1.0907レベルで東京時間につないでいます。
テクニカルにはユーロドルは、昨日からの下落で、当面のサポートと目されていた90日移動平均線を下抜けてユーロ売り地合いが強まっています。明日以降一目均衡表の「雲」が急速にせりあがってくるためこのまま「雲」の中に突入すると短期間に下抜け一段と上値が重くなる可能性があります。
序盤の欧州主要株価指数は、ほぼ全面安。今晩この後は、21:30にNY連銀製造業景況指数および米7月小売売上高、輸入物価指数、23:00 には米6月企業在庫の発表が予定されています。
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