ユーロドル1.08台後半、一目均衡表の「雲」の中に沈みユーロ買い地合い弱まる(7/6夕)

6日の東京市場でユーロドルはじり安後に急反発。

ユーロドル1.08台後半、一目均衡表の「雲」の中に沈みユーロ買い地合い弱まる(7/6夕)

ユーロドル1.08台後半、一目均衡表の「雲」の中に沈みユーロ買い地合い弱まる

6日の東京市場でユーロドルはじり安後に急反発。朝方1.0854レベルで取引が始まったユーロドルは、米株先物の下落と米長期金利の上昇に日中は軟調推移し一時1.0834の安値をつけました。しかし、夕刻欧州勢参入後、独5月製造業受注の予想を上回る結果等に急反発。一時1.0875まで反発した後、東京時間18:00現在は1.0865レベルで取引されています。

昨晩海外市場では、ユーロ圏のPMIや生産者物価指数等の指標の不冴えや、米長期金利の上昇に、ユーロドルは欧州朝方につけた高値1.0908から米国時間半ばにかけ1.0851レベルまで下げて1.08台半ばで東京時間につないでいます。

テクニカルにはユーロドルは、昨日からの下落で21日移動平均線を割り込み一目均衡表の「雲」の中に沈んでいます。現在は1.0849付近の90日線や、1.0837レベルの基準線に絡む動きとなっていますが、かなりユーロ買い地合いが後退した印象は否めないところです。

序盤の欧州主要株価指数は、本日未明の前回FOMC議事要旨でFRBのタカ派姿勢が再確認されたことを嫌気してほぼ全面安。今晩この後は、20:30に米6月チャレンジャー人員削減数、21:15に米6月ADP全国雇用者数、21:30に米新規失業保険申請数および米5月貿易収支、22:45に米6月サービス業PMI、23:00には米5月求人件数と6月ISM非製造業景況指数の発表が予定されており、もりだくさんです。

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