ユーロドル、ラガルド総裁発言後ユーロが買われる展開
27日の東京市場でユーロドルは、夕刻欧州勢参入後に買われる展開。朝方、1.0906レベルで取引の始まったユーロドルは、日中1.0903-36と狭い幅でのレンジ取引に終始。しかし、夕刻欧州勢参入後、欧州株の堅調さやラガルドECB総裁のタカ派的発言が伝わると強含みとなり、一時上値を1.0944にまで伸ばしました。その後はもみ合いとなり、東京時間18:00現在は1.0940レベルで取引されています。
昨晩海外市場では、ユーロドルは動意薄。欧州時間終盤に付けた1.0920レベルをピークに下落に転じ、一時1.09台を割る展開に。しかし米国時間はやや持ち直し1.0906レベルで東京時間につないでいます。
序盤の欧州主要株価指数は堅調に推移しているほか、ECBフォーラムの冒頭挨拶におけるラガルドECB総裁のタカ派的発言が注目されています。今晩この後は、23:00の米コンファレンスボード消費者信頼感指数など、いくつかの注目度の高い経済指標の発表が予定されています。
ユーロドル日足
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