ドル円143円台半ばでのもみ合い、方向感見い出せず
27日午前の東京市場でドル円は143円台半ばでのもみ合い。朝方143.51レベルで取引の始まったドル円は、午前中143.28-57レンジでのもみ合いに終始。方向感を見い出せない展開となりました。東京時間正午現在は143.40レベルで取引されています。
日経平均株価は大幅続落。値がさ株やグロース株の売りが目立ち、10時台には下落幅が300円を超える場面も見られました。その後は下げ渋り、前日比252円安で午前の取引を終了しています。
昨晩海外市場では、日経平均株価の冴えない動きを背景とするリスク回避の円買い圧力や、本邦政府当局者による円安けん制発言などから、欧州勢参入後にドル円が一時142.94円にまで下落しました。しかし143円を割ったところでは買い戻され、143.50前後まで持ち直して東京時間につないでいます。
本日この後は、米5月耐久財受注速報値、米4月連邦住宅金融局住宅価格指数、米4月S&Pケースシラー住宅価格指数、米5月新築住宅販売件数、米6月コンファレンスボード消費者信頼感指数などの、米国経済指標の発表が控えています。
ドル円日足
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