3. ユーロドル1.09台半ば、日米欧の短期的政策スタンス出揃う　(6/16夕)

ユーロドル1.09台半ば、日米欧の短期的政策スタンス出揃う　(6/16夕)

16日の東京市場でユーロドルは高値圏で小動き。

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ユーロドル1.09台半ば、日米欧の短期的政策スタンス出揃う　(6/16夕)

ユーロドル1.09台半ば、日米欧の短期的政策スタンス出揃う

16日の東京市場でユーロドルは高値圏で小動き。朝方1.0945レベルで取引が始まったユーロドルは、日中1.0935-50中心の小動きに終始。欧州勢参入後やや上下を広げたものの大差なく、東京時間18:30現在は1.0945レベルで取引されています。

昨晩海外市場では、注目されたECB理事会で、政策金利は予想通り0.25%引き上げられましたが、ステートメントや、ラガルド総裁会見が、さらなる利上げの可能性が高いことを示唆するタカ派な内容となったことから、海外時間にユーロドルは急伸。欧州序盤の1.08台前半でのもみ合いから、米国時間終盤にかけ1.0953の高値をつけ1.0946レベルで東京時間につないでいます。

テクニカルにはユーロドルは、昨晩からの上昇で一目均衡表の「雲」の中を上限付近まで進みました。「雲」上限の1.0966を上抜けると、一段とユーロ上昇余地が広がりそうです。

日米欧の金融政策が出揃い、短期的には欧州＞米国＞＞日本の順でタカ派なスタンスであることが鮮明になりました。週末で一旦ポジション調整が入る中、これらが今日中に為替市場に織り込み切れるかはやや疑問。週明け再度ユーロ買いが強まる可能性があります。

序盤の欧州主要株価指数は、ほぼ全面高。今晩この後は、23:00に米ミシガン大消費者信頼感速報値の発表が予定されています。

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