ユーロドル1.08台、ECB政策発表前に強含み
15日の東京市場でユーロドルは1.08台前半での動き。朝方1.0830レベルで取引が始まったユーロドルは、序盤1.0845まで上昇するも、時間外の米長期金利が再び上昇を始めると、ユーロドルは下落に転じ、午後は1.0810-15レンジでもみ合いました。夕刻欧州勢参入後は米長期金利の反落を受けてユーロドルは再度上昇。東京時間18:30現在は1.0842レベルで取引されています。
昨晩海外市場では、未明結果公表のFOMCが政策金利を据え置きつつも、年内0.5%の利上げを見込むタカ派的内容となったことを受けて、米長期金利が急上昇。ユーロドルは発表前の高値1.0864から1.0802まで急落した後1.08台前半でのもみあいとなり、1.0831レベルで東京時間につないでいます。
テクニカルにはユーロドルは、昨晩からの上昇で一目均衡表の「雲」の中に突入。本日は90日線、基準線等も上放れつつあり、ユーロ買い地合いが強まっています。
ただ、本日は利上げが予想されているECB理事会の他、米5月小売売上高、輸入物価指数、NY連銀製造業景況指数、フィラデルフィア連銀景況指数、鉱工業生産、設備稼働率と重要指標の発表が多く、引き続き波乱含みです。
序盤の欧州主要株価指数はまちまち。今晩ECBの政策発表は21:15、ラガルド総裁の会見は21:45からです。
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