ユーロドル、欧州圏の期待インフレ低下で夕刻急落
6日の東京市場でユーロドルはじり高推移後に失速。朝方1.0713レベルで取引が始まったユーロドルは、夕刻にかけてじりじりと値を上げ1.0733まで上昇。とはいえ上げ幅はわずか20pipsでした。しかし夕刻欧州勢参入後発表されたECBの4月の消費者期待調査で、今後12か月のインフレ期待が前月の5.0%から4.1%に大幅に低下するとユーロドルは急落。1.07を割り込んで東京時間19:30現在は1.0686レベルで取引されています。
昨晩海外市場では、発表された米指標の不冴えが重なったことから米長期金利が急低下。ユーロドルも米国時間に安値1.0675から1.0722まで急上昇しました。
テクニカルにはユーロドルは、転換線に絡んでの動きが継続。1.0793レベルを低下中の21日移動平均線と1.0509レベルを上昇中の200日移動平均線に挟まれて横ばい推移しています。
序盤の欧州主要株価指数は、軟調に推移。今晩この後、重要な経済指標等の発表は予定されていません。
ユーロドル日足
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