ユーロドル1.07台後半で底堅い動き (5/19夕)

19日の東京市場でユーロドルは、下値拡大の後反発。

ユーロドル1.07台後半で底堅い動き (5/19夕)

ユーロドル1.07台後半で底堅い動き

19日の東京市場でユーロドルは、下値拡大の後反発。朝方1.0770レベルで取引が始まったユーロドルは、日中1.0760-80レンジでもみ合った後欧州時間に入りやや値を上げて、東京時間18:00現在は1.0794レベルで取引されています。

昨晩海外市場では、米経済指標の好調やFRB関係者の利下げ観測牽制発言に米長期金利が上昇。米10年物国債利回りは久々に3.65%台に乗せました。これらを受けてドルは主要通貨に対してほぼ全面高の様相となっており、対ユーロでもユーロドルを1.0763まで押し下げそのまま安値圏で東京時間につないでいます。

テクニカルにはユーロドルは、昨晩の下落で一目均衡表の「雲」の下限を突き抜けて下落。3/15の年初来安値1.0516から4/26高値1.1095までの上昇の61.8%戻し1.0737が次のターゲットとなります。

序盤の欧州主要株価指数先物は、米債務上限問題への楽観からのリスク選好の回復にほぼ全面高。今晩この後は、重要な経済指標の発表等は予定されていませんが、24:00から予定されている、ワシントンでのパウエルFRB議長とバーナンキ元議長のパネルディスカッションはじめFRB関係者の発言が複数予定されており、今晩も要注目です。

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