ユーロドル1.08台で動意薄
16日の東京市場でユーロドルは1.08台後半でのもみ合い。朝方1.0874レベルで取引が始まったユーロドルは、日中1.0863-85の狭いレンジで方向感に欠ける動きとなりました。しかし夕刻欧州勢参入後は米株先物の急反発に伴い値を上げ、一時1.0894の高値をつけた後、東京時間17:00現在は1.0889レベルで取引されています。新規材料難と、明日未明に予定されているバイデン大統領の共和党との債務上限問題協議を前に様子見気分の強い相場状況が続いています。
昨晩海外市場でも米長期金利や米株価が乱高下する中で、ユーロドルは動意を欠く展開となり、ユーロドルは1.0855-91レンジでの限られた値動きに終始しました。
テクニカルにはユーロドルは、引き続き一目均衡表の「雲」の上、90日線(1.0822)と21日線(1.0978)に挟まれた狭いレンジでの取引に終始しており、こちらも持ち合い相場の様相です。
序盤の欧州主要株価指数は、まちまちの動き。今晩この後は、21:30に米4月小売売上高、22:15に米4月鉱工業生産および設備稼働率の発表が予定されています。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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