方向感が出にくい流れは続く(2016年10月31日)

ユーロドルは

方向感が出にくい流れは続く(2016年10月31日)

ユーロドル:10月31 日のファンダメンタル分析

週明け早朝の市場では、リスクオフの動きから円クロスが軒並み円高でギャップダウンしてのスタートを切りましたが、FBIの調査自体が投票日までに進展するとも思えず、あまり極端なリスクオフにはつながらないものと見ています。このままクリントン候補が逃げ切るとの見方が大勢であるものの、各金融市場は主要国の金融政策会合等もあり、投票日まで神経質な動きを強いられそうです。

ユーロドル:10月31 日のテクニカル分析

ユーロドルは、1.09台後半へと上伸したものの大台に乗せることなく反落しました。先週はドルインデックス(先物)も99台と100の大台を前にドル高警戒感が広がっていましたが、週末の反落である意味ドル高警戒感には良い調整であったとも考えられます。ユーロドルもいったんは安値を見た感はありますが、1.10の大台から上では戻り売りを考える向きもまだまだ多く、ドル円と同様にドル安の動きも限定的でしょう。本日は、1.1000レベルをレジスタンスに、1.0950レベルをサポートとする流れとします。

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