3. ユーロドル週明け早々1.10を上方ブレイク、動意づくか　(4/24夕)

ユーロドル週明け早々1.10を上方ブレイク、動意づくか　(4/24夕)

24日の東京市場でユーロドルは1.09台後半中心でのもみ合い。

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ユーロドル週明け早々1.10を上方ブレイク、動意づくか　(4/24夕)

ユーロドル週明け早々1.10を上方ブレイク、動意づくか

24日の東京市場でユーロドルは1.09台後半中心でのもみ合い。早朝オセアニア時間に1.1002と上方向に窓を開けて取引が始まったユーロドルでしたが、瞬時に窓を埋めて1.09台に戻り、日中はもみ合いながら軟調推移。とはいえ欧州勢参入までの安値は1.0973レベルで、先週に続き1.09台でのごく狭いレンジでの取引が継続しました。

しかし、夕刻欧州勢参入後一転してユーロドルはボラティリティを増し、日中下落した米株先物の反発や、夕刻発表された4月の独IFO企業景況感指数の上振れに、東京時間18:00現在は1.1020レベルまで上値を切り上げてきています。

先週一週間、1.0900-1000レンジを一歩も出なかったことを考えると、週明け早々の1.10台乗せはレンジブレイクと相場の動意を期待させるものではありますが、背景となる材料が今一つ弱く、今のところは半信半疑とならざるを得ない状況です。

テクニカルにはユーロドルは、引き続き転換線に沿って21日移動平均線をサポートにして緩やかな上昇を続けています。当面のターゲットは4/14高値の1.1076。その水準を上抜けると21年5月の高値1.2349から昨年9月安値0.9536までの下落の61.8%戻し1.1274が視界に入ってきます。

序盤の欧州主要株価指数は、欧州での企業収益懸念が広がりほぼ全面安。今晩この後は、21:30にシカゴ連銀全米活動業指数、23:30にはダラス連銀製造業活動指数の発表が予定されています。

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